第三稿
某同級生弁護士並みに時間を守らないバスで知られる岐阜バスに揺られ、若宮町の交差点を通過する。
今はありありと存在感を放つ高島屋も寿命はあと8ヶ月。
柳ヶ瀬の雰囲気にはすっかり慣れてきたが、だからこそ、この街がさびれていくのが寂しいのだ。
柳ヶ瀬ドンキの抜け殻、人のいないシャッター街、少し鼻につくカビの匂い、衰退を受け入れてしまった我ら岐阜人、高島屋が出したプレスリリース一枚でハリボテ一夜城と化した岐阜高島屋。どれも大した思い入れなどないが、そこにあって当たり前のものが誰に止められるわけでもなく、静かに崩壊していくのを見るのは寂寥の感である。
そんなことを考えつつも足は名古屋行きの列車に向かう。
誰もそこに違和感を覚えないし、これからも毎日続けるのであろう。
そう、ここはあきらめたまち、岐阜である。
第二稿
2023/11/06 9時51分 曇り
おはようございます。
やはり研究室が怖いのでしょうか。
ふと座った大学構内のベンチから動けず一時間を浪費してしまいました。
うーん、困ったものです。
店で働いている時の方が遥かに楽しいのですから手のつけようがありません。
卒論提出まであと2.5ヶ月を切っていると言うのに・・・
大丈夫かな??^^
ところで、下呂温泉は何度行ってもいいところですね。ところだけに。
気分的にはリフレッシュできました。
朝市があると言うのでフラっと行ってみたのですが、そこでキショい標識と出会いました。
ボケーっと歩いていたらふと目に入って、それからは脳裏に焼き付いてしまいました。
トライデントみたいですよね。悪魔の武器みたいにも見えます。
汚い暴言はここらにしておいて、なんでこんな標識なのかをGoogleマップに照らし合わせながら見てみます。
なんと言うかまぁ、なるほどといった感じでしょうか。
ちなみに、×になっている道をずっと遡ると下呂のあの大きな橋につながっています。つまり、小川屋とかローソンのある道の奥にあると言うことです。
このあと土産屋さんに行ったら、ご当地標識ストラップとかいうガチャガチャにこの標識もラインナップされていました。
そりゃ有名ですよね。キモいし。
第一稿
2023年10月31日9時30分
おはよう。
研究室に一番乗りで入室しました。
他には誰もいません。
埃くさいこの研究室に初めて足を踏み入れてから早4ヶ月。
大学院入試を乗り越え、只今絶賛卒業研究中ですが一向に進んでいる気がしません。
先日、担当の教授に進捗のメールを送ったら冷たくあしらわれました。
曰く、「何をやっているかよくわかりません。一体何をしているのですか?」とのこと。
4年後期ですが、定期的なゼミはなく、基本放置プレイです。
D3の先輩にはありえないと言われました。
メンタル的には非常に穏やかじゃないですね。
全く、僕は研究には向いていないのかもしれません。
大学院の2年間どころか、2.5ヶ月先の卒論提出が心配です。
そもそも研究目的がブレブレです。
何を調べたいのでしょうか。
苦痛で仕方ありません。
自分の(この分野での)能力の限界を見ている気がします。
明日は直接先生と会って相談をすることができるそうです。
今日は明日に備えてこれまでやったことのまとめ資料を作成しようと思います。
第一稿 完
↓ぶっ飛んでで笑った
追記
昨夜にマックのポテト食ったせいか顔がなんだか浮腫んでいる。